湘南ベルマーレが手堅く勝利を飾り、4戦負けなし(2勝2分け)となった。試合開始から積極的に攻め込み、右サイドを中心に敵陣に迫ると、後半34分には右サイドMF岡本の浮き球パスに2試合連続スタメンのFW指宿が反応。そのままペナルティーエリア内まで突破し、右足シュートで勝利を決定づけるゴールを決めた。

勝利を呼び込むゴールを挙げたFW指宿は「FWが得点できるチームが良いチームで上位に行ける。今は1つ1つ勝つことが大事」と貪欲な姿勢をみせた。

故障者続出などの影響で、夏場は最下位と苦しんでいたものの、浮嶋監督の戦術が選手たちに浸透。途中出場したMF山田は「チームとしての戦い方が共有できている。監督からもチームのやり方を理解し、同じ方向に進めていると話していた」と手応えを口にした。

浮嶋監督は「試合は予想通りの展開だった。0点に抑え、1点を取れた。最後の時間帯に耐えながら1点を取ることができるようになったと思う」とうなづいていた。