14日のホーム仙台戦でクラブ記録に並ぶ13戦不敗がかかる現在2位のガンバ大阪の宮本恒靖監督(43)が試合前日の13日、オンラインで取材に応じた。

11日の神戸戦で先発したMF奥野耕平(20)について、「(J1で)初めての試合で難しさもあっただろうけど、良さを発揮してくれた」と次世代の戦力を評価。

奥野だけでなく、FW唐山翔自(18)もJ1デビュー。大胆な若手の采配について「期待を込めて起用している。けが人も出ている状況で(若手の起用で)勢いをもたらしているし、若い選手にパフォーマンスを発揮してもらうために、ベテランがリードする心構えを持ってプレーしている」と、新たな風が吹くことでチームに結束力をもたらしてる。

練習中の負傷により神戸戦を今季初めて欠場したMF井手口陽介(24)については「検査はしたが、すぐに戻れる感じではない」と話すにとどめた。

リーグ2位以内に与えられる天皇杯出場に向け、勝ち点を取りたい一戦。対する仙台も17戦勝ちなしと、勝ちを欲している。指揮官は「相手に対応するよりも、仕掛けていきたい」と気を引き締めた。