16人の新型コロナウイルスの陽性が判明し活動を休止していた柏レイソルは18日、21日のサガン鳥栖戦に向け通常トレーニングを再開したことを発表した。柏はネルシーニョ監督(70)ら選手、スタッフ16人が新型コロナウイルスの集団感染が起こり、3日のアウェー仙台戦が中止となり4日から活動を休止していた。この日の練習は、PCR検査の結果を踏まえた上で行われ、ネルシーニョ監督が練習の指揮をとった。

主将のMF大谷秀和がコメントを発表。リーグ戦2試合(ベガルタ仙台、大分トリニータ)とルヴァン杯決勝・FC東京戦が延期になった中、対戦相手のサポーターや選手から「お互いが万全な状態で」との声が励みになったことを感謝し「みんなで集まってトレーニングを再開できたことは非常にうれしく思いますが、またもう一度自分たちが気を引き締めてやっていかなければいけないと強く感じています」と決意をつづった。