川崎フロンターレのFW旗手怜央が、けが人の続出するチームを救う。

優勝を決めた11月25日のガンバ大阪戦でMF大島、DF車屋が負傷し、5日の清水戦ではDF登里が腰を痛めて前半途中に退いた。代わって左サイドバックに入ったのが旗手だったが、「4バックの左は初めて」という状況ながら、大きく崩されることなく役割を全うした。ただ攻撃面には課題を感じたといい「薫(三笘)との縦関係でボールを出せなかった。サイドバックの型にはまらない、ゴールを目指すプレーをしてもよかった。次があるならチャレンジしたい」と、12日のアウェーサガン鳥栖戦を見据えた。