J2アルビレックス新潟の中野幸夫代表取締役社長(65)が11日、新潟県庁に花角英世知事(62)を訪ね、前所属選手による道路交通法違反に関する報告を行った。

中野社長は一連の騒動を謝罪。経過と処分の報告とともに、今後の対応策について説明した。花角知事は「大変、遺憾に思う。県民の多くのファンがアルビレックス新潟に思いを寄せているだけにその信頼を裏切った。再発防止策に努めて欲しい」と要望した。

中野社長は再発防止策として<1>コンプライアンス委員会の設置<2>飲酒運転を含むコンプライアンス講習の定期実施<3>外国人選手に対するメンタルケア<4>Jリーグとの連携強化の4点を挙げた。コンプライアンス委員会は弁護士、組織運営・学識経験者での構成を予定しており、発生事案の改善点を外部からの観点で意見、指導を求める。

クラブはこの日、コンプライアンス委員会の設置を正式に発表した。