日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(63)が14日、オンライン取材に対応。

ヴィッセル神戸が1-2で敗れた13日アジア・チャンピオンズリーグ準決勝・蔚山(韓国)戦のビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)運用について、クラブとは別に協会としてアジア連盟に抗議文を送ることを明かした。

後半30分、MF佐々木が追加点を挙げたかに見えたが、VARで4つ前のMF安井のプレーがファウルとされて得点が取り消された。田嶋会長は「あれは普通のサッカーならどこにでも起こり得るコンタクト。主審が良い位置で見ていたのに、自分の判定をくつがえすことに抗議せざるをえない」と話した。またVAR用のカメラが1台しかなく、多角的なプレーの見直しができていないことも指摘。「神戸の選手は必死になって戦ってきた。彼らは日本代表。しっかり一緒になって戦っていきたい」と抗議文の意味を強調した。