現役引退を表明した鹿島アントラーズGK曽ケ端準(41)が27日、オンライン会見を行い、来年から鹿島でアシスタントGKコーチとして後進の指導にあたることを明かした。

他クラブでの現役続行の道も考えたが鹿島で現役を終えることを決断。「鹿島で終えられる幸せ、鹿島で仕事が続けられる幸せが僕自身の中ですごく大きかった」と明かした。鹿島ユースからトップに昇格し鹿島一筋23年。「練習から全身全霊でやったと自信をもって言える。やりきったのではないかなと」と振り返った。在籍中にリーグ優勝7回、ルヴァン杯5回、天皇杯4回とタイトルを獲得し、「チームを優勝させることに関わっていきたい。チームを勝たせられる選手を多く、育成できれば」と抱負を語った。