日本プロサッカーリーグは30日、G大阪のFWアデミウソン(26=ブラジル)が酒気帯び運転で人身事故を起こしたまま走り去った件を受け、クラブに対してけん責(始末書をとり、将来を戒める)および罰金300万円の懲罰の決定を発表した。

G大阪小野忠史代表取締役社長は、クラブの公式ホームページを通じて、改めて謝罪した上で「Jリーグからの懲罰をクラブとして真摯(しんし)に受け止めております。このようなことを二度と起こさないためにも、講習などさまざまな施策を継続的に実施することで、クラブに関わる全員がコンプライアンス意識を高め、行動につなげていくことで、再発防止と信頼回復に努めて参ります」とコメントした。

アデミウソンは、今季21試合6得点と上位争いに貢献。ブラジルから15年に横浜Fマリノスに入団、16年からはG大阪に移籍して今季5年目で、J1通算154試合42得点だったが、28日付で契約を解除されている。