全国高校サッカー選手権第3日は3日、東京・駒沢陸上競技場など4会場で3回戦8試合が行われ、首都圏開催となった76年度大会以降では初めて、8強進出全てが「東日本」のチームで占められた。

3度優勝の東福岡が矢板中央(栃木)にPK戦で敗れるなど近畿以西のチームは全滅となった。

◆今大会の8強(8強進出回数)

青森 青森山田(3大会連続7度目)

栃木 矢板中央(4大会連続6度目)

埼玉 昌平(2大会連続2度目)

千葉 市船橋(7大会ぶり13度目)

東京A 堀越(初)

山梨 山梨学院(10大会ぶり3度目)

新潟 帝京長岡(3大会連続4度目)

富山 富山第一(5大会ぶり5度目)

日本サッカー協会(JFA)の9地域の割り振りに準じてみると、東北は前回準優勝の青森山田が3大会連続でベスト8進出。関東は矢板中央、昌平、市船橋、堀越、山梨学院と5チームが占めた。北陸は新潟の帝京長岡が3大会連続、優勝経験のある富山第一が5大会ぶりに8強入りを決めた。