J1ガンバ大阪は7日、FW高木彰人(23)がJ2ザスパクサツ群馬へ完全移籍すると発表した。19年7月からJ2モンテディオ山形に育成型期限付き移籍し、昨年は同じJ2の松本山雅FCへ期限付き移籍していた。

G大阪下部組織出身の高木は、ユースに所属していた高校2年の14年4月、ナビスコ杯サガン鳥栖戦で宇佐美貴史のクラブ最年少記録を更新する16歳8カ月12日で公式戦デビュー。その後はJ1通算7試合無得点と出場機会は少なかったが、まだ伸びしろのあるストライカーとして期待されている。

高木はクラブを通じて「ガンバには感謝しかありません。ただ、このクラブでずっとやっていたかったし、恩返ししたい気持ちしかないですが、それができなかったのが悔しい。またガンバに戻って来られるように、すごい選手になります」とコメントした。

またJ2ジュビロ磐田から昨年、G大阪へ期限付き移籍していたDF新里亮(30)は契約満了で退団することになった。昨年開幕当初は先発で期待されていたが、その後は故障などもあり、J1では1試合の出場にとどまった。

新里はクラブを通じて「1年間ありがとうございました。試合に出てチームに貢献する事ができず悔しい思いの多いシーズンでしたが、たくさんの素晴らしい出会いに感謝します」とコメントした。