昨季まで毎週火曜日付の本紙静岡版で掲載していた連載を、今季はネットでお届けします。先週に行われたJ1清水とJ2磐田の試合で、担当記者が開催日翌日の紙面では書けなかった話やネタを掘り下げます。

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ジュビロ磐田の今季初陣は完封負けとなった。相手の5倍となる20本のシュートを放ちながらも、無得点。ボールを保持しながら攻める昨季からの戦い方を今季も継続したが、またしても崩しきれなかった。

スタメン11人も昨季から出場している選手で構成された。先発を変えることが全てではない。ただ、同じ選手で同じサッカーを展開すれば、相手からは研究されやすくなってしまう。

鈴木政一監督(66)は「ここまで得点ができないということは、ちょっとしたズレの問題がある。次のゲームまでにいい準備をしたい」と切り替えた。指揮官がいう「ズレ」を修正するのは急務だが、新しい選手を起用することでの変化もあるはずだ。6日はホーム町田戦。勝つための最善を尽くしてほしい。【神谷亮磨】

▽得点経過 前半1分(琉球)池田廉