J2アルビレックス新潟のゲームメーカーのMF高木善朗(28)が6日のホーム開幕V・ファーレン長崎戦で今季初ゴールを奪い、チームを連勝に導く。「勝利につながる得点やアシストを狙っていきたい。前線の連係はいい感じなので、全員で積極的にゴールを目指す」と意気込む。

快勝したギラヴァンツ北九州戦(2月27日、4○1)では90分間ピッチを自由に動き回り攻撃をけん引。後半には右サイドの突破からFW鈴木孝司(31)とMF本間至恩(20)の得点をアシスト。「2つとも冷静に中の動きが見えていたし、孝司君の動きの特徴も把握していた。(自分が)練習試合で結果を残せていなかったのでホッとした」と振り返る。

次節の相手、昨季3位の長崎も前節でツエーゲン金沢に2-1で勝利。6日は連勝が懸かった同士の対戦となる。高木は「相手どうこうではなく、自分たちのサッカーをいつも通りにピッチで表現したい。開幕戦でつかんだ自信をみんなで共有し、いい結果を出したい」と決意を示した。【小林忠】