アビスパ福岡は完敗で、またも5年ぶりJ1昇格後の初勝利を逃した。ここまでリーグ3戦を終え、1分け2敗の計7失点と波に乗りきれずにいる。

自身のハンドから痛恨の先制点を献上したMF重広卓也(25)は「僕のハンドで失点して流れが変わってしまった」と悔いた。DF宮大樹(24)も「ミスから失点を重ねた。J1では(ミスを)見逃してくれない」とうなだれた。

攻撃面ではシュート10本を放った。だが、またしても決定力不足を露呈。2点を追う後半29分、CKからMFカウエ(31)が移籍初ゴールで得点するのがやっとだった。