7年ぶり2度目のJ1復帰を果たした徳島ヴォルティスが、今季初勝利を悲願のJ1ホーム初勝利で彩った。

14年のJ1初挑戦の時は最下位の18位で1年でJ2に逆戻り。ホームでは4分け13敗で未勝利のままだった。14年から通算20試合目にして、“鬼門”のホームでJ1初勝利をマークした。

チーム一丸での勝利だった。スペイン人のダニエル・ポヤトス監督(42)や、新加入の外国籍選手が、新型コロナウイルスの影響で来日出来ていない。代わりに指揮を執る甲本偉嗣ヘッドコーチ(41)の下、選手を含め、スペインとは連日オンラインでミーティングを行うなど、密な連携で勝ち点3をもぎ取った。大雨の中、ファン、サポーター、そしてベンチに笑顔が戻った。