3月29日のU-24アルゼンチン戦で、完封勝利に貢献した湘南ベルマーレGK谷晃生(20)が1日、3日の横浜F・マリノス戦に向けオンライン取材に応じた。

U-24日本代表の活動を終え「去年から(湘南で)出場させてもらっている中で、自信をもって代表活動に臨めた。1試合だけですが、結果を残せたのは少なからず自信になっている」と手応え。その上で「チームのパフォーマンスが大事になってくる」と、リーグ戦へと切り替えた。

アルゼンチン戦では、190センチの長身を生かしたハイボールの処理は自信を持って臨めたという。U-24日本代表の川口能活GKコーチからは、練習を通じ、ポジショニングや準備の部分でアドバイスをもらった。谷は「(川口コーチから)準備の部分をもっと高めたら、プレーの幅が広がると言ってもらえた。自分の課題でもある。より早く、よりいいポジションに行ければ幅が広がる」と合宿での“宿題”に積極的に取り組むつもりだ。

大きな目標を「最終的にはW杯で優勝したい」と掲げる。「W杯で貢献できるGKになるためには、世界でトップクラスになっていかないといけない。そのためにはチームを勝たせられるGKになるというところも、目指していかないと」。4カ月後の東京五輪へ、まずはチームで「勝たせられるGK」として存在感を示す覚悟だ。