柏レイソルは新型コロナウイルス陽性者4人(選手名は非公表)と、判定が確定せず隔離中の1人、計5人を欠き、前節11日のG大阪戦からスタメン3人を変更して臨んだ。

総力戦で大分に競り勝ち、今季初の連勝を飾った。後半8分に相手のハンドでPKを獲得。キッカー神谷のゴール右へシュートは相手GKに弾かれたが、走り込んだFW江坂が左足で押し込んで先制した。終了間際の後半45分には逆にDF上島のハンドでPKを献上。だが、これをGKキム・スンギュが防いで勝利を引き寄せた。

今季初ゴールで勝利に貢献した江坂は「かなり遅い今季初ゴールでしたけど、勝ちにつながったのが一番良かった」と笑顔。攻撃の要、クリスティアーノらブラジル人選手が全員不在だったが「チャンスを与えられた選手が、与えられた役割を果たしながらチームが1つになれた」と話した。