J2ジュビロ磐田は北海道十勝スカイアース(北海道代表)を3-0で下し、3回戦に進んだ。

磐田はFW小川航基(23)が全3得点に絡む活躍を見せた。前半ロスタイム、エリア内で味方からのパスをフリーで受け、シュートを放った。最大の決定機を決めきれなかったが、後半にミスを帳消しにした。

同11分、右CKからヘディングで合わせて、先制点をマーク。今季公式戦初ゴールを挙げると、同26分にはチーム2点目を演出した。スルーパスでFW三木直土(20)の追加点をアシスト。41分にはPKをゴール右隅に流し込み、ダメ押しの3点目を奪った。

この日は5日のアウェー・ギラヴァンツ北九州戦からスタメン11人を変更した。鈴木政一監督(66)は「コンディション面を大切にして、ベストメンバーを組みたい」。ゲームキャプテンを務めたDF大武峻(28)ら5人が今季公式戦初出場となった一戦で、若きエースが輝いた。守備陣も無失点。自力の差を見せつけて3回戦進出を決めた。【神谷亮磨】