J1清水エスパルスが14日、静岡県静岡市内で昨年3月以来、1年3カ月ぶりに練習を一般公開した。

会場には平日にもかかわらず、公開を待ち望んだ約250人のファン・サポーターが集結。感染対策を徹底した上で練習を見守った。11対11のミニゲームでは好プレーなどに拍手が送られる中、選手たちも充実した表情で汗を流した。MF竹内涼主将(30)は「やっぱり、見てもらえる中でプレーする喜びはすごくある。僕たち自身もサポーターのためにプレーしたり、勝つことが1番だと思っている中、練習からサポーターの前でできることは幸せ」と、実感を込めた。

今月23日には、リーグ再開戦となるアウェー・ベガルタ仙台戦を控える。現在チームトップ6得点のFWチアゴ・サンタナ(28)は「サポーターの前での練習はモチベーションも上がる。これからも、たくさんのゴールを決めていきたい」と、決意を新たにした。

クラブは今後も、新型コロナウイルスの感染状況などを見て、定期的に公開練習を実施していく予定だという。