川崎フロンターレが前半を終えて、3-0と大量リードした。

前半7分。右サイドからのクロスに、FW長谷川が右足で合わせて先制。同8分には、ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾ったMF橘田が押し込み、追加点を挙げた。30分にFW小林が左膝付近を痛め、負傷交代するアクシデントの中、攻撃の手は緩めなかった。40分には、ハーフウエーラインからMF脇坂が相手の最終ラインの背後へスルーパス。抜けだしたFW遠野が、ドリブルでペナルティーエリア右へ進入。相手GKとの1対1も冷静に、ゴール右へ沈めた。

相手の北京国安(中国)は、ほぼリザーブの選手で構成された。平均年齢は、20・9歳。最年長もスタメンのGKグォ・チェンボの23歳と、若手中心のチーム。川崎Fも第1節の大邱(韓国)戦からスタメンを6人入れ替え、フレッシュなメンバーで臨んだが、安定した試合運びを前半から見せつけた。