川崎フロンターレはU-24日本代表MF三笘薫(24)が2得点したほか、先発復帰したMF大島僚太(28)に美しいミドルシュートが生まれるなど、8-0でユナイテッド・シティを下して1次リーグ3連勝とした。

前半はボールを保持しつつも決定機を作れない時間帯が長かったが、32分に大島の右CKを日本代表DF谷口彰悟(29)が頭でそらし、最後は三笘がヘディングで押し込んで先制した。

続く42分には、左サイドでボールを受けた大島が、ターンで運びFWレアンドロ・ダミアンとのワンツーで中央に抜けると、ダイレクトでゴールに蹴り込んだ。ペナルティーエリア手前から、ループのかかった美しいミドルシュート。今年2月に右ふくらはぎの肉離れを起こして戦列を離れていたが、元日の天皇杯決勝以来となった先発のピッチで輝きを放った。

後半にはレアンドロ・ダミアンと三笘、MF脇坂泰斗(26)のゴールに加え、大卒ルーキーMF橘田健人(23)がハットトリックを決めるなど、一挙6得点。終わってみれば8-0で大勝した。