北海道コンサドーレ札幌は3日、FWアンデルソン・ロペス(27)の中国1部武漢への完全移籍を発表した。

移籍交渉のため6月17日に日本をたっていた。ブラジル出身のロペスは19年に札幌に加入し、2年半プレーした。J1通算は広島時代(16、17年)含めて102試合42得点。今季は14試合でシーズン自己最多12得点の活躍を見せていた。クラブを通じ「札幌は私にとって第二の故郷になりました。ここへ来て以来、皆さんから受けた愛情は私の心に刻まれ一生忘れません。スタジアムでサポーターが一体となって応援歌を歌ってくれたこともすごくうれしかったし光栄なことでした。これらの思い出が私の心に残ることが永遠に誇りであります」と振り返り、「チームフロントの皆さんと監督が自分に寄せてくれた信頼と、心優しいチームメートやスタッフの支え、そしてクラブのみんなと築き上げた友情、そしてサポーターの方々から常に心温まる応援と敬意の気持ち、その全てに感謝の言葉しかありません。私は常にクラブが勝利と成功の道を歩むことを望みこれからも全力で応援します! ありがとう札幌!」とコメントした。

札幌はFWの補強に急いでおり、浦和FW興梠慎三(34)の獲得を目指している。