ジュビロ磐田は2節守った首位を京都サンガFCに奪回された。1-2でモンテディオ山形に敗れ、13試合ぶりの黒星を喫した。

前半1分、自陣左サイドを崩され、あっさり先制点を献上。開始早々の失点で出ばなをくじかれた。同37分にも再び同じサイドを突破され、追加点を許す苦しい展開。鈴木政一監督(66)は「ちょっとしたズレを修正すれば守備は大丈夫」と話していたが、3試合連続で複数失点となった。

2点を追う後半は積極的に仕掛けた。サイドを起点に反撃すると、同8分にネットを揺らした。サイド攻撃で揺さぶり、最後はFWルキアン(29)が相手GKのはじいたボールを右足で押し込んだ。ブラジル人助っ人の2試合ぶりゴールで1点差。その後も終始ボールを支配したが、再三の決定機を決めきれず、反撃は1点止まり。第10節に続いて山形に敗れ、最近の負けなしが12試合で止まった。【神谷亮磨】