J1清水エスパルスMF竹内涼(30)が、リーグ中断明けのスタートダッシュに意欲を示した。

1日は静岡市内で約1時間半の練習。2日の練習試合(非公開)に向けて調整した。

先月17日の川崎F戦(0●2)後に、リーグ戦は東京五輪開催に伴う約3週間の中断期間に入った。チームは攻守で主導権を握るスタイルの成熟に努めてきた。竹内は「ピンチは少なく、チャンスは多く。派手さはなくても、勝利の可能性を少しで高めていく」と話した。

現在5勝8分け9敗で、暫定14位。「思い描いた結果ではない」と唇をかむ。9日のリーグ再開・横浜戦(アイスタ、午後6時)では、3試合ぶりの白星を挙げて、夏場の巻き返しへの足掛かりとしたいところだ。「(夏場は)前半戦で積み上げたものが出る時期。先を見すぎずに、勝ち点を伸ばす」と力を込めた。【古地真隆】