柏レイソルのMF戸嶋祥郎(25)が23日、25日のアウェーでの徳島ヴォルティス戦に向けオンライン取材に応じ、2年前のリベンジを誓った。

戸嶋は筑波大から18年にJ2アルビレックス新潟でプロ生活をスタート。新潟でプロ2年目の19年、3月30日のアウェーでの徳島戦で、前半45分で交代した悔しい経験を持つ。試合も0-1で敗れた。戸嶋は「僕のバックパスをかっさらわれて失点して。パフォーマンスが良くなかった。当時、弱気で前向きにプレーできなかったのが今でも悔しく残っている」と振り返る。今回も、徳島のホームでの“再戦”だけに「もし、ピッチに立てたら前向きにプレーしたいし、逆に、ゴールに関わることでチームに貢献したい」と19年の悔しさの払拭(ふっしょく)を掲げた。

前節はサガン鳥栖に敗れたが、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレの上位チームから勝ち点を奪い「鳥栖戦は早い時間に失点し我慢できなかったが、上位相手でも我慢し続けることができたから勝ち点を積み上げられた」と手ごたえを口にする。16位の徳島戦は落とせない。今後、徳島、横浜FCと続く。「一刻も早く降格というワードが出ないようにどんどん上に行きたい。特にこれからの2試合は、そこで勝てれば上にいけて、逆に落とすとズルズル引き込まれてしまう。そこの差はかなり大きい。プレッシャーはもちろんあるし、難しい試合になる。そこを、まず楽しみながら、自分たちが上に行くべきチームと見せつけられるような試合にしたい」と意欲をみせた。