徳島ヴォルティスが残留争いの直接対決を制し、連敗を6で止めた。8月9日ガンバ大阪戦以来、7試合ぶりの勝利。勝ち点26に伸ばした徳島は、順位こそ17位のままだが、残留圏内の16位湘南ベルマーレと勝ち点1差に迫った。スペイン人のダニエル・ポヤトス監督(43)との主な一問一答は次の通り。

-仙台戦に向けてどう準備していたか

ポヤトス監督 仙台は守備中心で組み立ててくると理解していた。スペースがなかなか生まれないため、自分たちで作り出すことが必要と思っていた。そのためにサイドや中央を使いながらプレーし、サイドからクロスを入れて、前線のムシャガ(・バケンガ)らがフィニッシュに持っていけるように練習していた。

-この勝利の意味は

ポヤトス監督 精神的にチームを助ける勝ち点3になる。非常に重要で、同時に今やっていることを信じる必要もある。目標はJ1残留。その助けになる勝ち点3だ。ホームでなかなか勝てず、次節サガン鳥栖戦も難しい試合になるが、勝利を目指す。