名古屋がホームで大分を1-0で下し、J1新記録となる今季19度目の無失点を達成した。95年の横浜Mが52試合で記録した18度を31試合目で上回った。
チームで唯一、開幕からフル出場を続ける守護神のランゲラックはこの日も安定したプレーを披露。95年の横浜Mは、川口能活(14完封)、松永成立(3完封)、伊藤卓弥(1完封)と3人のGKで計18完封を記録したが、今季の名古屋は元オーストラリア代表GKが1人でJ1新記録となる年間19度のクリーンシートを達成した。
また、名古屋のフィッカデンティ監督(53)は史上12人目のJ1通算100勝を達成。外国籍監督では7人目。通算238試合目で100勝60分け78敗と白星を先行させて大台に到達した。
〈J1年間無失点試合数〉
19☆名古屋 21年(38)
18 横浜M 95年(52)
17 鹿 島 95年(52)
〃 大 分 08年(34)
〃 名古屋 20年(34)
16 V川崎 93年(36)
〃 清 水 93年(36)
〃 浦 和 14年(34)
〃 鹿 島 17年(34)
〃☆浦 和 21年(38)
※カッコ内は年間の総試合数
〈J1監督通算100勝以上〉
270 西野朗
217 長谷川健太(東京)
214 ペトロビッチ(札幌)
198※ネルシーニョ(柏)
141 トニーニョ・セレーゾ
115 城福浩(広島)
106※鬼木達(川崎F)
105 オズワルド・オリヴェイラ
104 風間八宏
103 ストイコビッチ
100 ハンス・オフト
100 マッシモ・フィッカデンティ(名古屋)
※26日の名古屋戦終了時。カッコ内の所属入りは現J1監督