セレッソ大阪小菊昭雄監督(46)が5日、4年ぶり2度目のルヴァン杯優勝を誓った。6日は浦和レッズとの準決勝第1戦(アウェー)、10日に第2戦(ホーム)を行う。この日は初戦に向けて関東圏で練習を行い、オンラインで取材対応した。

「(第1戦は)アウェーゴールを取っての勝利が最高のシナリオだが、一番気をつけないといけないのは、ゴールを奪いにいくあまり、バランスをなくすこと。全員が規律を守っての攻守を発揮するのが大事になってくる」

今季のJ1リーグでは浦和と1勝1敗の互角だが、直近の9月18日のアウェー戦では0-2で完敗。C大阪にとっては厳しい戦いが予想される。

C大阪が前回優勝した17年は、ガンバ大阪との準決勝第2戦終了間際まで敗退濃厚だったが、ロスタイムの最後にDF木本(現名古屋グランパス)が決勝点を挙げ、奇跡的に勝ち上がった。決勝では川崎フロンターレを下した。当時は尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督(現J2千葉監督)の下、小菊監督はコーチでクラブ初タイトル獲得を経験していた。

「今回も(J1から引き続き開催される)2連戦で、チームの総合力が問われる。最後まで一体感を持って全員の力で戦い、自己犠牲も試合のポイントになってくる」と小菊監督。8月下旬に監督就任後、公式戦4勝6敗と負けが先行も、選手の前向きな姿に助けられているという。

「前回の浦和戦は完敗だった。その中で学びも大きかった。チームが1つ1つ積み上げて、前進しているのをお見せしたい。必ず前回の敗戦のリベンジを果たしたい」

3日の大分トリニータとのJ1戦を終え、大分から直接、関東に移動してミニ合宿を行うC大阪。難敵を破り、小菊体制初タイトルに王手をかけたい。【横田和幸】