湘南ベルマーレは先制しながらも、サガン鳥栖に追いつかれ引き分けに終わった。9月に就任した山口智監督が就任後、未勝利の状態が続いている。だが、残留に向け勝ち点1は積み上げた。山口監督の一問一答は以下の通り。

-試合の総括

山口監督 前半45分は自分たちのゲームプランだった。相手に持たれることを予測しながら、どう奪うのか、どうゴールに向かうのか、形として非常に表現できた。課題である後半の戦いだったり、追加点のところ。そこがまだまだ足りないゲームでした。

-1ー0で後半に臨む。どう送り出したか

山口監督 前半にできていたところと、それでも優位性があるところの修正をして。受けるより、修正しながら自分たちの前向きなところを守備に関しても出そうと、送り出した。

-勝ちきれなかったが1ポイント積み上げた。選手にどういう声をかけたか

山口監督 (5人交代枠を使った後、DF古林が負傷し、古林を前線に配置していたことに)最後、アクシデントとはいえ、やったことがないポジションを何人かにやってもらわざるをえなかった状況は僕の責任という話をした。その中でも選手が割り切ってやったことが勝ち点1につながったという話はした。

-ここ2試合前半はいいが勝ちきれない。要因は

山口監督 全体的に押し込まれるところ、奪ったボールのところだと思う。前半は体力がある分、みんなが受ける意識がある。後半は、その意識がだんだん薄れてくるのは大きな問題。ボールの出どころに対しても、ちょっと甘さが出てきていた。そこはどうとらえるか考えながらやっていたが、そこがうまくいかなかった。

-杉岡選手がベンチ外だった。アクシデントか

山口監督 そうですね。ちょっとアクシデントがあって。

-(復帰まで)長くかかりそうか

山口監督 どうですかね。まだそこまではっきりと分からないが、想定しながらいるメンバーでというのはやっている。