セレッソ大阪が、連敗を2で止める3試合ぶりの勝利を飾った。小菊昭雄監督(46)は8月末の就任後、J1リーグでは3度目の挑戦でホーム初勝利。決勝に進出したルヴァン杯など全公式戦を含め、同監督が指揮を執ってからは、通算6勝1分け6敗と完全に五分の成績とした。勝ち点は42としてJ1残留もほぼ確実になった。試合後の主な一問一答は次の通り。

-試合の総括を

小菊監督 ルヴァン杯準決勝で浦和に勝ち切って、内容を伴った勝利で自信を得ることができた。そして今日、優勝争いをしている横浜に対して、その自信を確信に変えるべく臨んだ。何としても結果を得て(自信を)確信に変えた上で、次の大事な試合に向けて前進していきたいという中で、選手たちは本当にハードワークして、厳しい試合を勝ち切ってくれたことをうれしく思います。選手、チームの成長を感じる素晴らしい試合だった。

-準備してきたことを出せたのか

小菊監督 前半2点を取るところまではゲームプランどおりに進んだ。リスタートから前半に1点を返されたが、後半は間違いなく、横浜の矢印が、より強烈に前に来ることも予想された中で、困難な時間が続くことは全員で共有していた。

-乾が復帰後初ゴール

小菊監督 (乾)貴士、私たち、セレッソ・ファミリー(サポーターら)もゴールは待っていたと思う。ゴールの場面以外にも素晴らしいものがあった。本当にいつもチームを引っ張ってくれている。コンディションもすごく上がってきて素晴らしい状態にある。練習の成果がそのままパフォーマンスにつながった。