ガンバ大阪が狙い通りの試合展開で、2位横浜F・マリノスを下した。自陣での守備に追われながら、わずかな得点機をものにした。

シュート数は相手の20本に対して7本。J1通算100試合完封を達成したGK東口順昭(35)を中心に粘り強い守備が光った。勝ち点40に伸ばし、J1残留に王手をかけた。次節にも正式に残留が決まる。松波正信監督(47)との主な一問一答は次の通り。

-試合の総括を

松波監督 ボールを支配されることは少し予想した中、しっかりと守備をしてから、というのは選手たちとも話はしていた。最後まで粘り強く守って、1チャンス、2チャンスをしっかりと生かし切るところでは、90分を通じてやるべきことをしっかりできたと思う。

-後半途中で4から5バック気味に最終ラインを変更した

松波監督 途中から出てくる(横浜の)水沼選手や仲川選手、ワイドにスピードがあったり、クロッサーがいるので、そこはしっかりとスペースを消して、プレッシャーをかけられるようにしようというのは、試合前からのプランではあった。

-倉田がゴールを決め、東口がJ1通算100試合完封で勝利に貢献した

松波監督 (東口は)100試合完封というのはなかなかできないことでもあるし、本当に日頃の努力のたまものだと思う。(倉田は)守備のところでハードワークが続く試合があったが、クロスからのアクションというのは今週の練習でしてきた中で、しっかりとピッチで実践できるのはさすが。いまゲームキャプテンをやっているが、そういう選手が点を取ればチームは勢いに乗る。

-次節にもJ1残留が決まる

松波監督 中3日での試合(大分トリニータ戦)になるので、しっかりとコンディションを整えること。次節はアウェーだが、勝ち点を取りたい。

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