第100回の記念大会となる全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が15日、新型コロナウイルスの感染症対策のためリモートで行われた。(注:2=2回戦、1=1回戦、◎=第1シード)

<Aゾーン>

2)◎山梨学院(山梨)-佐賀東(佐賀)

1)秋田商(秋田)-東福岡(福岡)

1)中部大第一(愛知)-大津(熊本)

1)西武台(埼玉)-三重(三重)

1)群馬代表(11・23前橋育英×桐生一)-草津東(滋賀)

2)茨城県代表(12・5決定)-高松商(香川)

連覇を狙う山梨学院は前回もベンチ入りしたFW茂木秀人イファイン(3年)が不動のエースとして前線に立つ。県決勝の韮崎戦でも延長後半に値千金の同点ゴールを決めるなど、決定力の高さが魅力だ。今季はインターハイ予選を棄権し、プリンスリーグ関東でも下位に低迷しているが、昨年も下馬評は高くない中で初優勝。今回はその経験値を生かしたい。

東福岡、大津という九州の名門、レベルの高い群馬代表、西武台など強豪チームがめじろ押し。中でも大津は今季U-18プレミアリーグ西地区で、サンフレッチェ広島ユース、名古屋グランパスU-18などとしのぎをけずり、6勝2分1敗で暫定3位。県大会決勝でも秀岳館を相手に7-0と圧勝するなど、今大会でも上位進出を狙っている。