第100回の記念大会となる全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が15日、新型コロナウイルスの感染症対策のためリモートで行われた。(注:2=2回戦、1=1回戦、△=第3シード)

<Cゾーン>

2)△帝京長岡(新潟)-神村学園(鹿児島)

1)帝京大可児(岐阜)-今治東(愛媛)

1)桐光学園(神奈川)-西原(沖縄)

1)羽黒(山形)-岡山学芸館(岡山)

1)星稜(石川)-高川学園(山口)

2)仙台育英(宮城)-滝川第二(兵庫)

帝京長岡と神村学園は技巧派対決となった。帝京長岡は昨年度の全国選手権優秀選手でU-17代表のMF廣井蘭人(らんど=2年)、神村学園はMF大迫塁(3年)の出来が試合結果を左右しそうだ。プリンスリーグ九州でも好調を維持する神村学園は、FW福田師王(3年)の決定力も高く、1点勝負となれば絶対の自信を持っている。

桐光学園はハードワークが持ち味でカウンターの切れ味が鋭い。GK吉田優翔(しゅうと、3年)はプロも注目する守護神だ。星稜は今夏のインターハイで4強入りした実力を持ち、持ち前の粘り強さを発揮できれば今回も上位進出が狙える。仙台育英、滝川第二も選手層が厚く、好ゲームが期待できそう。