J2新潟のFW鈴木孝司(32)が沖縄名物を食べて古巣からゴールを奪う!

チームは26日に沖縄入り。28日のアウェー琉球戦(タピスタ)に向けて、27日、オンライン取材に対応し「ホテルでゴーヤーチャンプルーを食べて幸せになった。試合前なので、もずくの天ぷらは我慢するが、ミミガーを食べてゴールを取ります」と笑顔で宣言した。

鈴木は19年シーズンの約半年間、琉球でプレー。27試合の出場で15ゴールを奪い、同年8月にJ1・C大阪にステップアップ移籍した。「(当時は)老舗のソーキそば屋を巡っていたし、今日(27日)の練習会場もよく利用していた。僕を成長させてくれた場所」と懐かしんだ後、「琉球のサポはみんな僕を見に来てくれるはず」とおどけてみせた。

巧みなフリーランで相手の背後を突き、手数を掛けないシンプルなシュートが武器の点取り屋は今季ここまで8得点。J2・J3合わせて5度目のリーグ戦年間2桁得点にあと「2」と迫っている。13得点のFW谷口、10得点のMF高木に鈴木が続けば、クラブでは01年以来20年ぶりの「2桁得点トリオ」の誕生となる。「FWとして2桁は取りたいし、狙っていく」。

22日にはアルベルト監督の今季限りでの退任が正式発表された。「情熱あり、ユーモアありの監督だった。あと2試合。連勝していい形で送り出したい」と力を込めた。【小林忠】