ヴィッセル神戸のMF郷家友太が、顔面直撃で負傷退場するアクシデントに見舞われた。

前半12分、タッチライン際でプレッシャーをかけた際、横浜DFティーラトンが蹴ったボールが顔面、アゴの辺りを直撃した。少ししてからグラウンドに倒れ込むと、しばらく動けない状態になった。

MFイニエスタ、サンペールらが心配そうに取り囲み、試合は5分ほど中断。郷家は担架で運ばれて負傷退場し、代わりにMF中坂勇哉が入った。

脳振とうの疑いがあるという。

アクシデントが起きた後の前半23分に、得点ランクトップを走る横浜のFW前田大然に今季22点目となる先制ゴールを許す展開。横浜は後半37分にも、途中出場のFW仲川輝人の左足ミドルで2-0とした。

結局、横浜が2-0で勝って最終節を待たずにアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の本戦にストレートで出場できる2位が確定。神戸はホーム最終戦で敗れたが、ACLプレーオフに出場する3位が決まった。