J2モンテディオ山形が10日、山形市内で新しいチームエンブレムとロゴを発表した。会場には45人のサポーターが足を運び、発表を見守った。

96年にクラブ名を「モンテディオ山形」に変更してから今年で25周年を迎え、エンブレムとロゴを初めて刷新した。エンブレムの六角形は雪の結晶をモチーフとし、クラブスローガンの「山形一丸=人々がつながって結束する様」を表現。さらに「モンテディオ=山の神」の由来となった出羽三山を中央に配置。ストライプは最上川、アクセントカラーの黄色が未来への希望をイメージしている。デザインを手掛けた奥山清行氏(62)は、「次の25年のため、新しいモンテディオのあるべき姿を、チーム、ファンのみなさまの気持ちを反映し、心を込めて表現しました」とコンセプトを説明した。

山形・相田健太郎社長(47)は一新したエンブレムとロゴで臨む来季に向け「(来季は)厳しいシーズンになると思っています。粘り強く戦い、このエンブレムでの1年目を良い形で終われるように頑張りたい」と意気込んだ。来週から新しいエンブレムとロゴを用いたグッズのWEB販売がスタートする。【濱本神威】