ヴィッセル神戸が浦和レッズの元日本代表DF槙野智章(34)を獲得することが11日、濃厚となった。交渉は大詰めを迎えており、近く合意に達する可能性がある。

来季2年ぶりのACL出場が決定した神戸は、センターバックに菊池、フェルマーレン、小林とそろうが、J1リーグなどを含めた強行日程を考え、浦和で17年にACLを制した経験がある槙野に正式オファーを送っていた。

J1通算399試合出場(45得点)の槙野は、契約満了で10年間在籍した浦和を今季限りで退団する。他のJクラブも獲得を打診していたものの、その中で神戸が最も高い評価をしているという。節目の400試合は来季、神戸で記録することになりそうだ。

今季J1で過去最高の3位に躍進した神戸は、横浜MF扇原貴宏(30)の獲得も決定的。札幌MF金子拓郎(24)の獲得こそ失敗したが、妥協のない補強を行っている。