自身の発言をめぐり、J1横浜FCから「事実無根」と抗議を受けていたサッカー評論家のセルジオ越後氏が、自身のYouTubeチャンネルで横浜FCとFW三浦知良に対して謝罪した。

神妙な面持ちで「YouTubeの中で、カズ選手と横浜FCに関してちょっと誤った発言がありました。決してカズのCMからチームにはお金、入っていないって。それは僕の過ちで、謝りたいと思います」と頭を下げ、おわびした。

セルジオ越後氏は3日に自身のYouTubeで「辛口 激励!」「カズよ 裸の王様になるな!」と題した動画内で「彼(三浦選手)がCMに出てクラブにお金が入る」「それが財源になって戦力がアップする」、「彼がいなくなったら横浜FCは大変なことになる」「ただそれでお金が入ればいいもんだったらそれはちょっと(カズが)利用されているみたい」などと発言していた。

謝罪の一方で、来日して日本サッカーを約50年にわたり見守ってきた自負から「ここ何年も試合にほとんど出ない。得点しない。他のチームは厳しいのに何で横浜FCはカズをかばうのか」などと疑問も呈した。

何度も厳しい表情で「プロとは厳しい世界」と繰り返していたが、最後には「不適切な発言には反省し、申し訳ないと思います」と再び謝罪の言葉を口にした。