30年目のJリーグの開幕戦となった「多摩川クラシコ」は、前半を0-0で終えた。

【Jリーグ開幕戦】東京松木玖生が開幕スタメン 川崎Fと対戦/多摩川クラシコ速報>>

試合序盤は川崎フロンターレが攻め込む時間帯が続いた。前半15分には3本目のコーナーキックとなるなど再三ゴールに迫ったが、相手GKの好守もあり、得点にはつながらなかった。

開幕スタメンデビューを飾った高卒新人のFC東京MF松木玖生(18)は、前半から見せ場をつくった。前半24分、ワンタッチパスで永井につないで好機を演出。同28分にはゴール前の混戦から、落ち着いて左足で強烈なミドルシュート。惜しくもGKのファインセーブに阻まれたが、持ち味を発揮した。

後半戦にゴールを決めれば、94年の市原FW城彰二(鹿児島実)、98年の磐田FW高原直泰(清水東)に次いで24年ぶり3人目の高卒新人のJ1開幕戦デビューゴールとなる。