サガン鳥栖は開幕から2戦連続ドローに終わった。だが、明大卒ルーキーFW藤原悠汰(22)がリーグ戦初ゴールで存在感を示した。

前半24分、左クロスに右足を懸命に伸ばしてボレーで先制。165センチと小柄ながら、「ラインでの駆け引きだったり、クロスに入るタイミングは自分の得意とするところ」という長所が生きた。これで、23日ルヴァン杯のプロ初ゴールに続く公式戦2戦連発でアピール。川井健太新監督(40)も「トレーニングの共有プラス個人能力の高さを出してくれた。僕の基準を超えてくれたゴール」とたたえた。

ただ、試合は先制報われず引き分けで、藤原は「Jリーグ初ゴールのうれしさはありますが、自分がもっと取っていれば勝てた。悔しさが残っています」と反省した。

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