セレッソ大阪は12日、J1リーグ今季初勝利を懸けて敵地で清水エスパルスと戦う。

ルヴァン杯は開幕2連勝中のC大阪は、J1は開幕2分け1敗と勝利がない。DF松田陸(30)は11日、オンライン取材に応じ「フィニッシュの精度を上げていかないと。勝ちにこだわってやりたい」。前節FC東京戦は決定機を多く迎えながら、今季初めて無得点で初黒星を喫した。

最終ラインはけが人が続出している。開幕前には山下達也(34)が離脱し、開幕2戦目以降は進藤亮佑(25)もベンチ外が続き、ここまでフル出場の西尾隆矢(20)は、7日からのU-21日本代表候補合宿をけがで不参加となった。クロアチア人のマテイヨニッチ(31)は、10日に合流したばかりで別メニュー調整中だという。

その中で今季公式戦全5戦に先発する右サイドバック、松田は「(自身の)状態はむちゃくちゃいいと思う。どんどんシュートを打っていかないといけない」と頼もしい。

小菊昭雄監督(46)も「1つ結果が出れば、間違いなくチームの成長は加速し、一体感はより強固になる。結果に焦点をあて、必ず白星をつかんで帰って来たい」と必勝を誓った。