ヴィッセル神戸は27日、スペイン人のMFセルジ・サンペール(27)が右膝前十字靱帯(じんたい)損傷と診断され、25日にスペイン・バルセロナ市内の病院で手術を行ったことを発表した。

手術は無事に成功したものの、全治は8カ月の見込みという。11月5日に最終節を迎える今季J1リーグへの復帰は絶望的となった。

サンペールは15日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ、メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)戦に先発し負傷していた。

神戸は武藤ら攻撃陣に長期離脱の故障者が続出していたが、ボランチとして攻守の起点になるサンペールの大けがで、さらに戦力ダウンとなる。