鹿島アントラーズは横浜F・マリノスに0-3で敗れ、連勝が5で止まった。

0-0の我慢比べの展開だったが、後半37分にセットプレーから失点。その後、3バックにして前線の数を増やすなど、貪欲に勝ち点を狙いに行ったが、逆に2失点し、完敗した。横浜が6日のサンフレッチェ広島戦から先発8人を入れ替えており、終盤に体力の差が顕著になった。

【詳細スコア】鹿島-横浜

鹿島のバイラー監督の一問一答は以下の通り。

-コンディションが差を分けたか

バイラー監督 「確かにコンディションの違いはあった。60分までは自分たちのチームもすごく良かった。1-0、2-0になる可能性もある試合だった。それ以降は苦しむ時間が長く、相手の交代選手がパワーを持って入ってきた。0-1からアンラッキーな結果になった。ただ、そこで止まることはなく、そこから学んで前進していくことが大事」

-フィジカル強化はシーズン中でもできるか

バイラー監督 「もちろん、日々、習慣化していけばあげていける。相手もすごくいいチームだったことも事実」

-3失点をどう受け止めているか

バイラー監督 「実際、0-3も0-1も勝ち点0は同じ。1-0でリードできるような展開があった中でできなかった。これをやめずに続けていくのが大事」

-この敗戦の教訓は

「課題がある中で、3バックは、自分たちのやり方として落とし込みたい1つ。また、試合をコントロールする時間帯、ゲームを読む力は培っていく必要がある。相手のGKに対して2人同時に取れない状況で突っ込んでしまったのもある。そこも試合を読む力が必要になる。いくつかの課題はあるが、1つ1つ向上させていくことが大事」