浦和レッズが4得点を挙げ3年ぶりのACLで快勝発進した。

試合後にインタビューに応じたMF江坂任(29)は「立ち上がりからボールを保持しながら、自分たちが主導権を握ってできた。早い時間で先制できて試合は進めやすかった」と振り返った。

前半8分に、江坂の左クロスにFWユンカーがヘディングで華麗に合わせ、幸先よく先制ゴール。15分には江坂が2点目を決めた。

「いい形で左サイドを突破できて、キャスパー(ユンカー)の動きも見えていたので、あとはキャスパーがしっかり決めてくれた。いいクロスが挙げられた。自分の得点は松尾が深くまでえぐってくれたので、そこをうまく合わせることができました」

試合序盤の1アシスト、1ゴールの活躍でチームを勢いづけた。

その後の前半42分には、敵陣で酒井からパスを受けたMFモーベルグが、振り向きざまにワンタッチから左足を振りぬいて3点目。直後の43分に自らのオウンゴールで“帳消し”にしてしまうミスはあったが、強烈なシュートで度肝を抜いた。

ハーフタイム後も勢いは衰えず、後半2分には再三チャンスを演出してきたMF松尾が4点目。今大会で認められている大声援をサポーターから受けながら、ゴールを量産した。