名古屋グランパスは鹿島アントラーズと0-0で引き分け、敵地で勝ち点1を手にした。

13日のルヴァン杯・サンフレッチェ広島戦に続き3バックの布陣。DF丸山祐市(32)が、右膝前十字靱帯(じんたい)部分損傷の長期離脱を乗り越え、昨年5月の清水エスパルス戦以来、11カ月ぶりに復帰。丸山、藤井陽也、中谷進之介が3バックを担い、相手の強力2トップに仕事をさせなかった。

開幕戦以来、7試合ぶりの無失点に、長谷川健太監督は「やっと締まったゲームができた。このスタジアムで勝ち点取るのは難しい。最後まで集中力高く戦うことができていた」と総括した。

3バックの右に入った中谷は「チーム全体として戦うところはアグレッシブには出来ていたと思う。クロスもいい対応ができていた。丸君(丸山)が戻ってチームとしても心強い。無失点を積み重ねていくのは大事」と守備面での手ごたえを口にした。

その上で得点力への課題も挙げ、「もっと自分たちからアクションを起こしていくことはできた」と話した。

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