柏レイソルの18歳FW升掛友護が、23日のルヴァン杯・コンサドーレ札幌戦で4戦連発弾を誓った。

柏ユースから加入したプロ1年目で、ルヴァン杯では全試合に出場し4得点と、現在のルヴァン杯得点ランク1位に立っている。リーグ戦でも、途中出場ながら5試合連続で出場している期待のストライカーだ。

注目を浴びているが、プレッシャーはないという。「もともと期待されるほどまで行くと思っていなかった。自分の中でもびっくり。評価されているのはうれしいですが、逆にまだまだ上に行きたい気持ちにもなった。期待がプラスになっているなと思います」と頼もしい。

ユース時代はシュートが得意ではなかったが、プロ入りした今も、居残りのシュート練習を日課にしてきた。「トップになってからは、それが付いてきたのか成長を感じる場面が多い。結果が出ているのはそこかなと思う」と手ごたえを口にする。

チームは17日の京都戦で敗れ、リーグ戦で今季初の連敗を喫した。再び勢いに乗るためにも、大会は違うとはいえ、ルヴァン杯では白星を手にしたいところ。

「4試合連続ゴールに向けて試合に臨みたい。レイソルのためにもこの試合は大事になるなと思っている。札幌戦ではゴールという形で自分を示したい」とストライカーとしての自覚を口にした。