公式戦3試合連続無得点中のセレッソ大阪は、3日のサガン鳥栖とのJ1リーグ戦(駅スタ)で、オーストラリア人のアダム・タガート(28)やブラジル人のブルーノ・メンデス(27)の外国籍FWを先発で起用する可能性がある。

小菊昭雄監督(46)が2日、オンライン取材に応じて、FWの組み合わせについて「連戦は変えながら、試合の流れを見ながら、コンディションが一番大事になってくるので、見極めながら判断していきたい」と説明した。

今季はFW加藤陸次樹(24)と山田寛人(22)の2トップが基本線だが、ルヴァン杯を含めたこの3試合でチーム全体が得点できていない。

中2、3日の強行日程が続いており、鳥栖戦の後は中2日で6日のジュビロ磐田戦(ヨドコウ)が待つ。加藤、山田への信頼は変わっていないものの、疲労も考慮し、現状打破へ、総合的に判断するとみられる。

タガートが先発すれば今季公式戦初で、昨年11月に手術した左膝の不安も現在はない。メンデスは、J1で今季唯一得点した3月19日の北海道コンサドーレ札幌戦以来の3度目の先発になる。

「2人は、練習でもコンディションが非常に上がってきているという印象。守備のタスクもしっかり、こなせるようになってきている」と小菊監督。

9位C大阪と6位鳥栖との勝ち点は2差。勝てば再び上位進出の足がかりとなる一戦へ。今季3勝2分けと得意とする敵地で、C大阪がJ1では3試合ぶりの白星をつかむ。