春の小学生サッカー日本一をかけて16チームが集まった。

Aグループの初出場、ガンバ大阪ジュニア(関西2位=大阪)が2勝を挙げ、決勝トーナメント(T)に進出した。BグループのオオタFC(中国2位=岡山)、Cグループの高部JFC(東海2位=静岡)、Dグループのレノファ山口(中国1位=山口)、鹿島アントラーズつくばジュニア(関東1位=茨城)も進出した。

残り3枠は今日4日午前中の各グループのリーグ最終戦に決定する。8強による決勝T1回戦を突破したチームが、5日に日産スタジアムで行われる準決勝にこまを進める。

会場には元ブラジル代表で、2002年日韓ワールドカップ(W杯)優勝メンバーのエジミウソン氏(45)が来場。コロナ禍でサッカーの環境を奪われた子どもたちを支援するイベントに参加するため来日中で、元日本代表の北沢豪氏(53)の誘いで訪れた。W杯決勝を戦った日産スタジアムを臨むグラウンドとあって感慨深げで「日本、そして横浜は私にとって縁が深い土地です。Jクラブチームと町のサッカーチームも同じピッチで試合をするこの大会は、日本のサッカーを底上げにつながっていると思います」と話していた。