4月17日(第9節)以来の白星を狙った京都サンガは、勝ち点3を上げることができずスコアレスドローに終わった。

今季得点ランク1位のFWピーター・ウタカ(38)は、試合開始直後から積極的にゴールを狙いに行ったが、決めきれず。ペナルティーエリアでボールを奪われる場面も多く、苦しい時間が続いた。続く後半ではシュートが不発。カウンターを狙うも得点は奪えなかった。

無失点に抑えたことについて、MF武富孝介(31)は、「サンガらしい」と話す。だが「得点を取っていかないとJ1では勝てない。もう1パワー必要なのかな」と、試合を振り返った。チームはこの4試合で1ゴールしか奪えていない。

曹貴裁監督(53)も、J2との違いを実感。「いい形でボールを運んだときに、最後の展開のパスでひっかかり苦しい思いをした」と悔しげな表情を見せた。しかし「後半攻められたが、無失点で終わることができた。悔しい思いだけを持ち越して次の試合に臨みたい」と、最後は前向きな言葉を述べた。【竹本穂乃加】

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