既に突破を決めている鹿島アントラーズがアウェーで3発快勝し、首位通過を果たした。プレーオフ(6月4、11日)はアビスパ福岡と対戦する。

W杯メンバー入りを目指すFW上田綺世が前半16分に絶妙の縦パスから抜け出して先制弾。MF土居聖真が後半に2ゴールを挙げた。

レネ・バイラー監督は「ボールを保持している時、保持していない時、どちらもいいパフォーマンスをしてくれた」と満足そう。

特にリーグ戦では先発から遠ざかっている土居について、同監督は「いい動きをしてくれた。自信を取り戻すにはいいゴールになったと思う」と褒めた。

○…W杯メンバー入りを目指すFW上田が先制弾を決めた。前半16分、中盤からの縦パスを受けるとトラップだけでDFを交わし、冷静に右足で押し込んだ。リーグ戦は得点ランクトップタイの8得点、ルヴァン杯では3点目。アウェーで3得点快勝にも「チームとしてもっと成長できる。(次戦へ)いい準備をするだけ」。プレーオフ(6月4、11日)は福岡との対戦が決まった。