ジュビロ磐田MF鹿沼直生(24)が先発定着へさらなる活躍を誓った。

7月2日のアウェーのサンフレッチェ広島戦に備え、28日は磐田市内での練習に参加した。今季はここまで7試合に出場。直近のリーグ戦は3試合連続で先発出場している。ボランチとして定位置をつかみつつあるが、「継続していいプレーができていない。危機感の方が大きい」と表情を引き締めた。

前節川崎F戦では後半19分に途中交代。「自分がもっとボールを奪えていれば流れはよくなっていたかもしれない」と反省を口にした。同試合では静岡学園高の先輩でもある川崎FのMF大島僚太(29)と公式戦で初対戦。鹿沼は「ボールを奪いにいけばかわされてしまう。日本を代表する選手なんだとあらため感じた」。あこがれだった選手の1人と対峙(たいじ)したことで「(大島を)超えていけるような選手になりたい」と決意を新たにした。

チーム内ではボランチの競争が激しく、次戦のスタメンが確約されているわけではない。「練習から意識高く、向上心を持ってやりたい」と鹿沼。24歳の成長株は浮かれずにアピールを続けていく。【神谷亮磨】

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